論評   http://www.antischoolbook.wo.to/  원문입니다.

これまで何度も繰り返されてきた、中韓両国と朝日新聞がつくる会教科書を特定して、我が国の教科書検定に露骨に介入するやり方は、今回もまたなんの新しさもないが、それだけに陰湿で根深いものを感じる。

検定合格後に、歴史認識について正々堂々と議論するならばともかく、民間の著作者の自由な創意工夫を期待した教科書制度をとっている我が国では、中国や韓国のような国定教科書制度をとる国と根本的に異なり、内容に明らかな事実の誤り、バランスを欠いた表現のものでなければ基本的に不合格はできない。従って我が国の検定そのものが中韓両国に較べれば緩やかなものになっているのだ。だからこそ、これまで国民感情から大きくかけ離れた自虐、反日史観の教科書でも検定をまかり通ってきたのである。

このような両国に対して、またも「充分な理解を得る努力をすべき」などの声が出ることが当然予想されるが、しかし国内にあって最も良く「理解」しているはずの朝日新聞などの日本のマスコミが、これら両国の理解を得るような報道をするどころか、検定中の非公開教科書内容を暴き立てて両国の反日感情を煽るやり方を、またも見せ付けられれば、とてもそのような生易しい議論ではすまないのは明らかである。

この際我が国の外交当局は、中国や韓国の国家検定を受けなければ国内の教科書も作れないような現状を、敢然として正す決意をもって外交に当たるのでなければ、これら両国の植民地国家といわれても反論できないことになろう。

ついでながら、現今の我が国政府の代表者たる森首相が、あたかも国中の総「いじめ」に合った如き、昨今のマスコミ報道は、余りにも常軌を逸しているとの感を持つものである。私は古い日本人の「惻隠の情」を森首相の胸中に見るものである。

そこでこの際、森首相には最後の死に場所を、自ら最も力を入れてきたこの教育問題として、毅然として自らの判断で対応するならばこれまでの最低な世間の評価を一挙に覆す妙手となるとともに、必ず歴史に名を留める政治家となることは間違いないと進言したい。